“元亮”の読み方と例文
読み方割合
もとあきら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石川貞白、本磯野氏、名は元亮もとあきら、通称は勝五郎であつた。文化八年生で、榛軒より少きこと七歳であつたことはかみに見えてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「母石川貞白、おかる飯田安石、勘平伊沢良安、一文字屋森養真、猟師井戸勘一郎、与一兵衛上原全八郎。」石川貞白、名は元亮もとあきら、本姓は磯野氏である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
貞白は本姓磯野、名は元亮もとあきら、俗称勝五郎である。石川は家に帰つて妓の宴に侍したことを秘してゐた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)