傍附そばづき)” の例文
右大将家のお傍附そばづきの女房であろうか、女房にしてはその声が、女らしくなかった。彼は刀を持ったなりに雨戸の方へ歩いて往って、右の手でそれをたたいた。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)