“傍向”の読み方と例文
読み方割合
そむ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余の叔父は見るに忍びぬと云う様で顔を傍向そむけた、高輪田も熱心に探偵に向って何事をか云って居る、探偵は更に余の叔父に振り向いた、叔父と探偵との間に暫く相談が始まった様に見える。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
顔を傍向そむけて徒らに目を白黒した。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)