“俯頭”の読み方と例文
読み方割合
うつむ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
返事もせずに俯頭うつむいてゐる。派手な新しい浴衣の肩がしよんぼりとして云ひ知らず淋しく見ゆる。まだ幾分酒のせゐが殘つてゐると見えて、襟足のあたりから耳朶みみたぶなどほんのりと染つてゐる。
姉妹 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)