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作州
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さくしゅう
ふりがな文庫
“
作州
(
さくしゅう
)” の例文
郷里の
作州
(
さくしゅう
)
宮本村の者は、彼の少年の頃には、よくそういってからかった。眼鼻だちも手足も、人なみはずれて寸法が大きいので、よくよく豊年に生まれた児だろうというのである。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕の友人の神原君は
作州
(
さくしゅう
)
津山
(
つやま
)
の人である。その祖先は小早川
隆景
(
たかかげ
)
の家来で、主人と共に朝鮮にも出征して、かの
碧蹄館
(
へきていかん
)
の戦いに
明
(
みん
)
の
李如松
(
りじょしょう
)
の大軍を撃ち破った武功の家柄であると伝えられている。
馬妖記
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
作州
(
さくしゅう
)
津山在
(
つやまざい
)
の出身でも勤まるのかい?」
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それ程、石かつぎや、材木曳きがしたいなら、自分だけここを出て、独り暮しで
土方
(
どかた
)
でも何でもしたらいいじゃないか。おまえさんは、根が
作州
(
さくしゅう
)
の田舎者、そのほうが生れ性に合っているのでしょ。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“作州”で始まる語句
作州津山