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余憤
ふりがな文庫
“余憤”の読み方と例文
読み方
割合
よふん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よふん
(逆引き)
「たぶん江戸へ来れば、何かよいことでもあるように思ってきたんだろうが」と、勘平はまだ
余憤
(
よふん
)
が去らないように、一人でつづけた。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
のみならず道に敷いた石炭殻も
霧雨
(
きりさめ
)
か露かに
濡
(
ぬ
)
れ
透
(
とお
)
っていた。僕はまだ
余憤
(
よふん
)
を感じたまま、出来るだけ足早に歩いて行った。
死後
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いくらなじっても、なじりがいのない相手ではあったが、その業腹の
余憤
(
よふん
)
をもって、立ちがけにこう訊ねた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
余憤(よふん)の例文をもっと
(10作品)
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“余憤”の意味
《名詞》
静まらないで残っている怒り。
(出典:Wiktionary)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“余憤”で始まる語句
余憤勃々
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当年戦跡留余憤
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