“体為”の読み方と例文
読み方割合
ていたらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうなって来ると、何んとか見得を切らなければ花道の引込ひっこみが付かない。しかしこの場の敗北は散々の体為ていたらく、いかんとも為様しようがないので、黙って引込むにしかずと考えた。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
しかもそれが皆暗中模索の体為ていたらく、いくら考えてもまとまりが付かなかった。ジルベールが彼に水晶の栓を渡した。ジルベールが彼に手紙を送って寄越した。それが皆一時に消えて無くなった。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)