“佐野常三郎”の読み方と例文
読み方割合
さのつねさぶろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十月十五日に保は旧幕臣静岡県士族佐野常三郎（さのつねさぶろう）の女（じょ）松を娶（めと）った。戸籍名は一（いち）である。保は三十歳、松は明治二年正月十六日生（うまれ）であるから十八歳であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) ／ 森鴎外(著)