“佐波”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さば50.0%
さわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長門の名で呼ばれるものに「長門細工ながとざいく」があります。紙縒細工かみよりざいくの総称として今もこの名が用いられます。述べらしましたが、周防国すおうのくに佐波さば郡島地村は「徳地半紙とくじばんし」の産地であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
周防佐波さば柚野ゆの村大字柚木ゆのき字ホド野
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
春の四、五月の頃になると、山口県の大島郡とか佐波さわ郡とかまた愛媛県の八幡浜やわたはま附近の海岸の村では、一そうの船に米、味噌、醤油を積み込んで、二、三十人の人が一団となってこの別府に来る。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
(伊勢崎風土記。群馬県佐波さわ殖蓮うえはす村上植木)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)