“伴牛”の読み方と例文
読み方割合
ともうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先着の伴牛ともうしはしきりに友を呼んで鳴いている。わが引いている牛もそれに応じて一声高く鳴いた。自分は夢からめた心地ここちになって、覚えず手に持った鼻綱を引詰ひきつめた。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)