“伊達引”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たてひき50.0%
だてひき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ太夫、どちらの座敷を勤めるか、この伊達引たてひきは、太夫の胸次第、太夫がなびきたい方へなびくがよい」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
芸者は義理人情だの伊達引だてひきだの金より心だの色々に表向きのお体裁はあるけれども、本心はみんな単純な男好きで、美男子好みで、旦那に隠れて若い色男と遊んでゐる。
金銭無情 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)