“伊奈”の読み方と例文
読み方割合
いな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして木曾下四宿への当分助郷としては伊奈いな百十九か村、中三宿へは伊奈九十九か村、上四宿へは筑摩郡ちくまごおり八十九か村と安曇郡あずみごおり百四十四か村を指定した。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
伊奈いな半十郎の配下が、舟番所から見張っている。五本の釣竿つりざおで、わいわいと騒いでいるからすぐ見つかる。
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊奈いなから飯田にかけての渓谷の村々でも時折曲物の技を見かけます。これは檜や杉の材に恵まれているからと思います。曲物はいずれも柾目まさめを用いねばなりません。止めは桜皮を用います。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)