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伊兵衛
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いへえ
ふりがな文庫
“
伊兵衛
(
いへえ
)” の例文
旧字:
伊兵衞
「いえ。わたくしではございません。お出入りの大工
伊兵衛
(
いへえ
)
と申すものが八丁堀お役人ていの
追剥
(
おいは
)
ぎに斬り殺されまして——」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
竜池は父を
伊兵衛
(
いへえ
)
と云った。伊兵衛は竜池が祖父の番頭であったのを、祖父が人物を見込んで養子にした。摂津国屋の店を
蔵造
(
くらづくり
)
にしたのはこの伊兵衛である。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
関八州の
餌鳥取
(
えとりどり
)
の鑑札を出す、小田原町の
伊兵衛
(
いへえ
)
と、神田餌鳥屋敷の
伝兵衛
(
でんべえ
)
を訪ね、近頃、名人の餌刺しで、不首尾になったものはないか、商売換えをしたものはないかと聞くと
銭形平次捕物控:019 永楽銭の謎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
新助が走って、日本橋銀町へ知らせると、帰りを案じていた
伊兵衛
(
いへえ
)
の女房が若い者をつれて駈けつけてくる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
日本橋
銀町
(
しろがねちょう
)
の大工
伊兵衛
(
いへえ
)
のことだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“伊兵”で始まる語句
伊兵衞
伊兵衞事