仲人口なこうどぐち)” の例文
仲人口なこうどぐちと取られちゃ困りますが、お父さんと私とは古いおなじみだから、けっして仇やおろそかに申すんじゃないんですから、どうか、そこんところをお忘れなく……
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
もと/\塚本の仲人口なこうどぐちに乗せられて嫁に行つたのが不覚だつたので、今更あんな怠け者の、意気地なしの、働きのない男なんぞに、捨てられた方が仕合はせだつたかも知れないのだが
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
おふみからお涌の仲人口なこうどぐちを聞いたとき島谷は
蝙蝠 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
もと/\塚本の仲人口なこうどぐちに乗せられて嫁に行つたのが不覚だつたので、今更あんな怠け者の、意気地なしの、働きのない男なんぞに、捨てられた方が仕合はせだつたかも知れないのだが
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
もともと塚本の仲人口なこうどぐちに乗せられて嫁に行ったのが不覚だったので、今更あんな怠け者の、意気地なしの、働きのない男なんぞに、捨てられた方が仕合わせだったかも知れないのだが
猫と庄造と二人のおんな (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
御牧は実物にお目に懸るまでもなくこの写真なら結構であると云い、蒔岡側に故障のない限り、自分では早くも雪子をもらう算段をしていること、井谷は仲人口なこうどぐちは利きたくないので、蒔岡の家庭の事情
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)