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仮睡
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いねむり
ふりがな文庫
“
仮睡
(
いねむり
)” の例文
旧字:
假睡
こつねんと
前刻
(
さきに
)
から一人で、一口ずつ飲んで、飲んでは
仮睡
(
いねむり
)
をするらしかったが、ごッつり
布子
(
ぬのこ
)
で、この時である。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その女の
素性
(
すじょう
)
を確めようと思って、引返してみると、女はいないで、諍闘の時にいた社務所の爺さんが、拝殿の横に腰をかけて、
仮睡
(
いねむり
)
してたから、聞いてみると、あれは水神様だ
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
その
斑布
(
ばらふ
)
の
櫛
(
くし
)
をまともに見せて、身動きもせずに
仮睡
(
いねむり
)
をしている。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
老人は
仮睡
(
いねむり
)
をしているところであった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“仮睡”の意味
《名詞》
うたた寝をすること。かりね。仮眠。
(出典:Wiktionary)
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
“仮睡”で始まる語句
仮睡硅酸