“仮廂”の読み方と例文
読み方割合
かりびさし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父が住む裏二階には、座敷先のような仮廂かりびさしこそ掛けてないが、二間ある部屋へやふすまも取りはずして、きびしい残暑も身にしみるというふうに、そこいらは風通しよく片づけてある。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)