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仡
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き
ふりがな文庫
“
仡
(
き
)” の例文
始に何者なりやと
驚
(
おどろか
)
されし貫一は、今又何事なりやと
弥
(
いよい
)
よ
呆
(
あき
)
れて、彼の様子を
打矚
(
うちまも
)
れり。
乍
(
たちま
)
ち有りて貫一の
眼
(
まなこ
)
は
慌忙
(
あわただし
)
く
覓
(
もと
)
むらん色を
作
(
な
)
して、婦人の
俯
(
うつむ
)
けるを
仡
(
き
)
と
窺
(
うかが
)
ひたりしが
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
仡
部首:⼈
5画