くは)” の例文
その時のつもりは、いつかここへ寫生に來たいとおもつてくはしく書きとめておいたものと見える。いつも汽車の窓から見るだけでまだ一度もそこへ降りたことはないが、なんしろ心をひかれる景色だ。
砂がき (旧字旧仮名) / 竹久夢二(著)