仏本生譚ジャータカ)” の例文
それからラウズ訳『仏本生譚ジャータカ』に、仏前生かつてビナレスの梵授王に輔相たり。王の性貪る。悍馬かんばを飼いて大栗と名づく。北国の商人五百馬を伴れ来る。
これを滅ぼさんと企てたが最後たちまち天から落ちて悩死した譚(ラウス英訳『仏本生譚ジャータカ』二五八)に類す。
ラウズ英訳『仏本生譚ジャータカ』一九六に、仏前生飛馬たりし時鬼が島に苦しむ海商どもを救うた事を述べたるにも、その飛馬全身白くくちばし烏に似、毛ムンジャ草のごとく
一九〇七年版カウエルおよびラウス訳『仏本生譚ジャータカ』五四三に、梵授王の太子、父に逐われ隠遁いんとんせしが、世を思い切らず竜界の一竜女、新たに寡なるが他の諸竜女その夫の好愛するを見
カウル英訳『仏本生譚ジャータカ』巻二と四に、大工が拾い育てた野猪の子が成長して野に還り、野猪どもに共同勇戦の強力なるを説いて教練し、猛虎を殺し、またその虎をしてつねに野猪を取り来らしめて