仁右衛門にえもん)” の例文
鶴谷が下男、苦虫の仁右衛門にえもん親仁おやじ。角のある人魂ひとだまめかして、ぶらりと風呂敷包を提げながら、小川べりの草の上。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この鉄砲組の弾が左の首摺くびずりの間にあたったので、既に落馬せんとして、鞍の前輪に取付き差うつむくところを、忠直卿の家士西尾仁右衛門にえもんが鎗で突いたので、幸村はドウと馬から落ちた。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
仁右衛門にえもんといって、いつもおんなじ年のおやじである。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
仁右衛門にえもん、はッはと笑い
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)