とおる)” の例文
われ初て南岳とまじわりていせしは明治三十二年の頃清朝の人にして俳句を善くしたりし蘇山人羅臥雲そさんじんらがうん平川天神祠畔ひらかわてんじんしはんの寓居においてなりけり。南岳いみなとおる野口幽谷のぐちゆうこくの門人なり。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
年内に江原えばら素六そろく〕先生、寺尾てらおとおる〕先生、その他の諸君が御出おいで下すって、今日の会のこと、同時にこの会に於て会長に推薦するから承諾しろ、ということのご相談にあずかって
平和事業の将来 (新字新仮名) / 大隈重信(著)