“五箇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつつ66.7%
ごか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言って山崎譲が、七兵衛の手に抓(つま)み上げたものを見ると、それは径一寸ばかりの真鍮(しんちゅう)の輪にとおした、五箇(いつつ)ほどの小さな合鍵でありました。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
五箇(いつつ)の握飯のうち三箇を食べてしまって、あと二箇を残しておいたことは紛れもなき事実であります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
来年は飛騨白川から裏日本の平家部落や、また有名な九州五箇(ごか)ノ庄(しょう)だの椎葉(しいば)などへも行ってみるつもりである。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして九重(くじゅう)を経、五箇(ごか)ノ庄(しょう)や椎葉(しいば)方面などへ、分布して行ったにちがいない。あるいは、北九州へ逃げ上がった友軍や肉親のたれかれを探して、果てなくさまよい歩いたかもしれない。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)