“五室”の読み方と例文
読み方割合
いつま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その優しかつた母を思出すごとに智恵子は東京が恋しくてならぬ。住居は本郷の弓町であつた。四室よま五室いつまの広からぬ家であつたが、……玄関の脇の四畳が智恵子の勉強部屋にされてゐた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)