“二足三文”の読み方と例文
読み方割合
にそくさんもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜右衛門はびっくりした。かれは一つ目の妖怪にもおびやかされたが、十五両の鶉が二足三文にそくさんもんの駄鶉に変っているにも又おびやかされた。病中に奉公人どもが掏り替えたのか。
半七捕物帳:41 一つ目小僧 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ここは道具屋といっても、二足三文にそくさんもんのがらくたをならべているのではない。
半七捕物帳:42 仮面 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)