争鬩さうげき)” の例文
旧字:爭鬩
かつて、人性に第一我(物我、肉我)と第二我(神我、霊我、本来我)あるの論を立して、霊肉の抱合もしくは分離争鬩さうげきより来る人生の諸有あらゆる奇蹟を解釈し、一日姉崎博士と会して之を問ふ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)