乾福山かんぷくざん)” の例文
その友人から予々かねがね日本の事情を聴いて居た惟敬は、身を立つる好機至れりとして、遊説の役を買って出たのである。八月末、平壌の城北乾福山かんぷくざんの麓に小西行長と会見した。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)