“乙二”の読み方と例文
読み方割合
おつに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碧梧桐評の中にこの句は乙二おつに調だとか、この句は蓼太りょうた調だとかいふ事が、しかも二十句ばかり列挙してあつたのには驚いた。これは随分大胆な評で、殊に碧梧桐の短所ではあるまいか。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
一、俳句に貞徳ていとく風あり、檀林だんりん風あり、芭蕉ばしょう風あり、其角きかく風あり、美濃みの風あり、伊丹いたみ風あり、蕪村ぶそん風あり、暁台きょうたい風あり、一茶いっさ風あり、乙二おつに風あり、蒼虬そうきゅう風あり、しかれどもこれ歴史上の結果なり。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
天の川田守たもりとはなす真上かな 乙二おつに
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)