丸炙まるやき)” の例文
しばらく踏んでいると、やがて、粟粒あわつぶのようなものが、鼻へ出来はじめた。云わば毛をむしった小鳥をそっくり丸炙まるやきにしたような形である。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)