“中郎将”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうろうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陵が匈奴きょうどくだるよりも早く、ちょうどその一年前から、漢の中郎将ちゅうろうしょう蘇武そぶ胡地こちに引留められていた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
気勢をあげて、押し進むと、途中で董卓の女婿じょせい中郎将ちゅうろうしょう牛輔ぎゅうほも、残兵五千をつれて、合流した。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その後先生はどうしたかと、時おり、思い出すのでしたが、近頃うわさに聞けば、盧植先生は官に仕えて、中郎将ちゅうろうしょうに任ぜられ、今では勅令をうけて、遠く広宗こうそう(山東省)の野に戦っていると聞きます。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)