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中堅
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ちゅうけん
ふりがな文庫
“
中堅
(
ちゅうけん
)” の例文
これは、この塾が地域共同社会の理想化に
挺身
(
ていしん
)
する
中堅
(
ちゅうけん
)
人物の養成ということにその主目標をおいていた自然の結果だったのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
などその素質を見とどけておき、かたがた、生死の大道場で、朝夕にこれらの次の
中堅
(
ちゅうけん
)
を
孜々錬成
(
ししれんせい
)
の真っ最中であったということもできよう。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と思う間もなくかれは足をすべらした、
喝采
(
かっさい
)
の声が起こった、球は一直線に
中堅
(
ちゅうけん
)
の方へ転がった。千三の目から涙がこぼれた。光一は早くも二塁に走った。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
と、
吠
(
ほ
)
えるが早いか、
胡蝶
(
こちょう
)
の
陣
(
じん
)
の
中堅
(
ちゅうけん
)
を目がけて、
無
(
む
)
二
無
(
む
)
三につきすすんだ。それにいきおいつけられたあとの面々
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
衝突は西の
築土
(
ついじ
)
の角あたりから始まって、猛烈な白兵戦を展じ、
哨戒
(
しょうかい
)
の一小隊を衝きくずして、惣門のやや近くまで迫ったが、ひとたび明智方の
中堅
(
ちゅうけん
)
がそれを顧みて
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“中堅”の意味
《名詞》
軍勢の中心に位置し、大将が直接統率する守備が堅固な精鋭の部隊。
組織などで中核となり働く人。また、企業や団体で規模が中程度のもの。
野球で中堅手の略。
(出典:Wiktionary)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
堅
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“中堅”で始まる語句
中堅手