“中古（ちゆうぶる）” の例文

このピアノ中古（ちゆうぶる）ぞとよ。塗りみがき、うつくし黒し、大きなり室（しつ）にそびやぐ。かうがうしこのピアノ、立ち添ひて、蹲（かが）み見て、蓋をひらき、鍵たたき見て、見も飽かず終日（ひねもす）ありける。

白南風 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)

崖上（がけうへ）の中古（ちゆうぶる）な借家（しやくや）を

晶子詩篇全集 (新字旧仮名) ／ 与謝野晶子(著)

このピアノ中古（ちゆうぶる）ぞとよ。塗りみがき、うつくし黒し、大きなり室（しつ）にそびやぐ。かうがうしこのピアノ、立ち添ひて、蹲（かが）み見て、蓋をひらき、鍵たたき見て、見も飽かず終日（ひねもす）ありける。

白南風 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)

“中古”の意味

《名詞》

（ちゅうこ、俗:ちゅうぶる）使って少し古くなっていること。その物。

（ちゅうこ）日本の時代区分。上古と近古の間。主に平安時代。
(出典:Wiktionary)

“中古（古物）”の解説

古物（こぶつ、en: used goodsあるいはsecond-hand goods）とは、

一度使用した品物。既に誰かによって使われたことのあるもの。「中古（ちゅうこ）」や「中古品（ちゅうこひん）」といい、あるいは外来語でセコハン（second hand）やユーズド（used）ともしばしばいう。新品の対義語（反対語）。

使い古したもの。

（法律用語）一度使用した物品、または未使用品でも使用のためにすでに取引されたことがある物品、またはそのような物品に若干の手入れをしたもの。
(出典:Wikipedia)

中	常用漢字 小１ 部首:⼁ 4画
古	常用漢字 小２ 部首:⼝ 5画