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丑満刻
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うしみつこく
ふりがな文庫
“
丑満刻
(
うしみつこく
)” の例文
時間の関係からいえば、上野の鐘が十二時で、この鳥の
一声
(
ひとこえ
)
が三時だから、
所謂
(
いわゆる
)
丑満刻
(
うしみつこく
)
というのでは無いが、どうもしかし
穏
(
おだ
)
やかで無い。
白い光と上野の鐘
(新字新仮名)
/
沼田一雅
(著)
凡
(
すべ
)
てこのだろうの上に成立する話であるが、まアざッとそういうような話で、その刻限は
恰
(
あだ
)
かもその向うに見ゆる学士会院の屋上に
聳
(
そび
)
えている時計台の時計が二時を報ずる
所謂
(
いわゆる
)
丑満刻
(
うしみつこく
)
で
不吉の音と学士会院の鐘
(新字新仮名)
/
岩村透
(著)
丑
漢検準1級
部首:⼀
4画
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“丑満”で始まる語句
丑満
丑満時
丑満下
丑満近