不疎通ふそつう)” の例文
もう所謂消えない寢雪ねゆきだ——を見て、「僕がそんな意志の不疎通ふそつうがあなたと天聲君との間にあつたとは、初めから知らう筈がないです。」
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)