“寢雪”の読み方と例文
新字:寝雪
読み方割合
ねゆき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう所謂消えない寢雪ねゆきだ——を見て、「僕がそんな意志の不疎通ふそつうがあなたと天聲君との間にあつたとは、初めから知らう筈がないです。」
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
たとへば地面がけふこの頃の寢雪ねゆきに壓迫されて、段々凍つて行く樣だ。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
この冬中の寢雪ねゆきとして川床に積み重なつた雪のうへだ。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)