不待遇ぶあしらひ)” の例文
それも罪三族をすといふ、蒙昧な時代ならばいざ知らず、この昭代でありながら、面会人までも罪人同様に、かくの如く薄汚なく、かくの如く疎雑なる、はたまたかくの如く不待遇ぶあしらひ極まる建築所に
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)