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不屈
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ふくつ
ふりがな文庫
“
不屈
(
ふくつ
)” の例文
其處では勇氣が證される。精力が振はれる、そして
不屈
(
ふくつ
)
の精神が
鍛
(
きた
)
へられる。この
煖爐
(
だんろ
)
の側では、元氣な子供が彼に
優
(
まさ
)
るのだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
それとまた、あの
不屈
(
ふくつ
)
な直義すらが、その僥倖に感謝するの余り、自己の一剣を
波間
(
はかん
)
へ投げて、船上から龍神を
拝
(
おろが
)
んだという一事などもおもしろい。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
事、御理想の点になると、
不屈
(
ふくつ
)
、少しも変らない信念を、かくそうとはなさらない。勝者の尊氏を前に、たちまち、あたるべからざる雄弁とはなられた。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御存じだと思ひますが、この子供たちを育てるに就いての私の方針は、
贅澤
(
ぜいたく
)
と放縱に馴れさせようと云ふのではない、彼等を
不屈
(
ふくつ
)
にし、忍耐に富ませ、
克己力
(
こつきりよく
)
を養はせるにあるのです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
したが、
不屈
(
ふくつ
)
なかれ忍剣は、たとえ、
胆
(
きも
)
をなめ、身を
粉
(
こ
)
にくだくまでも、ふたたび
伊那丸
(
いなまる
)
をさがしださずに、やむべきか——と果てなき旅をつづけていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“不屈”の意味
《名詞》
自分の意思をいかなる困難にもくじけず貫き通すこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
“不屈”で始まる語句
不屈不撓