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不問
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ふもん
ふりがな文庫
“
不問
(
ふもん
)” の例文
この
端麗
(
たんれい
)
な、しかも、もと
安土城
(
あづちじょう
)
にもいたという
曰
(
いわ
)
くつきの美少女を、
不問
(
ふもん
)
に捨て去るのは、何やら惜しい気がしてならない。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もとよりそれは何人をも
首肯
(
しゅこう
)
せしめる当然の結論だった。もし道鏡がその神教を握りつぶして
不問
(
ふもん
)
に附する場合をのぞけば。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
しかし蟹は猿との
間
(
あいだ
)
に、一通の証書も取り
換
(
か
)
わしていない。よしまたそれは
不問
(
ふもん
)
に附しても、握り飯と柿と交換したと云い、熟柿とは特に
断
(
ことわ
)
っていない。
猿蟹合戦
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“不問”の意味
《名詞》
不問(ふもん)
問わないこと。
問題にしないこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“不問”で始まる語句
不問語
不問不語