“万谷”の読み方と例文
読み方割合
ばんこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼が、司馬懿父子を捕捉して、きょうこそと、必殺を期していた計も、心なき大雨のために、万谷ばんこくの火は一瞬に消え、まったく水泡に帰してしまった。孔明のうらみは如何ばかりであったろう。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)