一摶ひとはばたき)” の例文
歯入は気がつかずに、青い竹垣をなぞえにむこうの方へ廻り込んで見えなくなった。鳥は一摶ひとはばたきに手摺の下まで飛んで来た。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)