一憩ひといこひ)” の例文
腰而下こしからしたの着物はずぶ濡れになつて、水は七分に減つて居る。其れから半丁に一休ひとやすみ、また半丁に一憩ひといこひうちを目がけて幾休いくやすみして、やつと勝手に持ち込む頃は、水は六分にも五分にも減つて居る。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)