“一弛一張”の読み方と例文
読み方割合
いっしいっちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次第に聴衆が増し、彼等の表情が、自分の物語の一弛一張いっしいっちょうにつれて、あるいは安堵あんどの・あるいは恐怖きょうふの・いつわりならぬ色をうかべるのを見るにつけ、この面白さはおさえきれぬものとなった。
狐憑 (新字新仮名) / 中島敦(著)