一屯ひとたむろ)” の例文
ひと頃の十分の一にも人手は減ったが、ふしぎな事には、その一屯ひとたむろの人数には、何の動揺も見えないのみでなく、かえって、孜々ししとして夕方も暗くなるまで働いている様子があった。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)