“一咏嘆”の読み方と例文
読み方割合
いちえいたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この句もやはり、そうした主観的郷愁の一咏嘆いちえいたんであるが、特に心の詩情を動かしやすく、ロマンチックで夢見がちな初夏の季節を、更衣ころもがえの季題でとらえたところに、句の表現的意義が存するのである。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)