序の中の霊と肉の調和、自愛と他愛の最もよき折合、イブセンの第三帝国を建設すべく□□努力して居ると云う事を明かに知り得た。
どこをやどと急いで行らっしゃるのだろう又、ただいつと云って□□られたのだろうか、忍びきれぬ悲の様子は車の外までもれただろう。そのあとからすぐ正時を使にして歌を送られた。
然し理想や□□なき精力的中流。親のそういう生活を一人の子は批評しはなれ、一人の子はその境遇から脱せず、苦しみ自殺する。
□□たい慾望を持って居るのは生れつきだと思うが、何故そうならなければならないかと云うことを考えると、或る大きな悲哀を感じる
心理□□が、如何に、深まらなければならないか、此は現代の小説家のもっとも深く考、反省しなければいけないことではないだろうか。