“童輿”の読み方と例文
読み方割合
わらべごし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとはじめて、そこらの木の間から、百人ほどな兵や雑人ぞうにんたちが、ぞろぞろ姿をあらわした。また、一ト張りの粗末な童輿わらべごしも見え、一人の老武者は、すぐこっちへ向けて駈け降りてきた。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)