“俊一”の読み方と例文
読み方割合
しゅんいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大河原伯爵一家は、先年夫人を失ってから、養子の俊一しゅんいち氏と実子美禰子みねこさんの二人の外に肉親はなく、は召使ばかりの淋しい家庭であった。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
マユミさんの弟で俊一しゅんいち君というのです。小学校の六年生ですが、ねえさんとちがって、探偵なんかきらいで、学校の勉強がすきな、おとなしい子でした。
妖人ゴング (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)