“ルーブリ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「え、十五ルーブリで? ようがす! だが、くれぐれも忘れなさんなよ、きつと十五ルーブリですぜ! ぢやあ手附にこの五留札あをざつを一枚あづけときやせう!」
祖父が五ルーブリ金貨を一つ衣嚢かくしからつまみ出さなかつたものなら、彼はなんの得るところもなく、いつまでも亭主の前に棒だちに立ちつくしたに過ぎなかつただらう。
が、本を裂かれるので、貸本屋に四十七カペイキという「巨額の借金」が出来てしまった。ゴーリキイの一年六ルーブリの給金は祖父がとっていた。ゴーリキイには金の出どころがない。