“ブラジル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
25.0%
伯剌爾25.0%
伯陽25.0%
南伯25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ブラジルの野はコーヒーの林がつらなり、舞城ブエノスアイレスは牧草の地が広がっている。羅江ラプラタ湾をくちとすれば、安岳アンデス山脈の雪をころもとしよう。天然の恵みは無尽蔵であるが、どうして人の住むことが少ないのであろう。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
(七、伯剌爾ブラジルコーヒー園(南米) ブラジル南部の九月に吟詠の旅をこころみる。鉄道に吹く春風はすでに暑熱をふくんでいる。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
伯陽ブラジルの道は野が空に連なるかと思われるほどはるかに、草原は海のごとくひろびろとして望めども見窮めることはできない。近い将来には天賦の富を得る道を
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
(空にひとしい財布で南伯ブラジルに入ったが、いったいどこにこの吟遊の上衣を脱ごうか。物価は関税を兼ね、安岳アンデスの山の高さよりも高いのだ。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)