“フール”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
馬鹿者66.7%
馬鹿33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その夢の中の私の言葉が、今でも時時聞える時、私は可笑しさに轉がりながら、自分の中の何所かに住んでる、或る「馬鹿者フール」の正體を考へるのである。
宿命 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
その夢の中の私の言葉が、今でも時時聞える時、私は可笑しさにころがりながら、自分の中の何所かに住んでる、或る「馬鹿者フール」の正体を考へるのである。(『いのち』1937年10月号)
田舎の時計他十二篇 (新字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
「呆気は馬鹿フールだね。英語の方に余計似ている」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)