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ツイタチ
ふりがな文庫
“ツイタチ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
ついたち
語句
割合
朔日
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朔日
(逆引き)
暦
(
コヨミ
)
の事を言はれて、刀自はぎよつとした。ほんに、今日こそ、
氷室
(
ヒムロ
)
の
朔日
(
ツイタチ
)
ぢや。さう思ふ下から齒の根のあはぬやうな惡感を覺えた。大昔から、暦は
聖
(
ヒジリ
)
の與る道と考へて來た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
暦
(
コヨミ
)
の事を言はれて、刀自はぎよつとした。ほんに、今日こそ、
氷室
(
ヒムロ
)
の
朔日
(
ツイタチ
)
ぢや。さう思ふ下から齒の根のあはぬやうな惡感を覺えた。大昔から、暦は
聖
(
ヒジリ
)
の與る道と考へて來た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
暦
(
コヨミ
)
の事を言はれて、刀自はぎよつとした。ほんに、今日こそ、
氷室
(
ヒムロ
)
の
朔日
(
ツイタチ
)
ぢや。さう思ふ下から歯の根のあはぬやうな悪感を覚えた。大昔から、暦は
聖
(
ヒジリ
)
の与る道と考へて来た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其上、まう二三日に迫つた
八月
(
ハツキ
)
の
朔日
(
ツイタチ
)
には、奈良の宮から、勅使が來向はれる筈になつて居た。當麻氏から出られた
大夫人
(
ダイフジン
)
のお生み申された宮の御代に、あらたまることになつたからである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其上、まう二三日に迫つた
八月
(
ハツキ
)
の
朔日
(
ツイタチ
)
には、奈良の宮から、勅使が來向はれる筈になつて居た。當麻氏から出られた
大夫人
(
ダイフジン
)
のお生み申された宮の御代に、あらたまることになつたからである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其上、まう二三日に迫つた
八月
(
ハツキ
)
の
朔日
(
ツイタチ
)
には、奈良の宮から、勅使が来向はれる筈になつて居た。当麻氏から出られた
大夫人
(
ダイフジン
)
のお生み申された宮の御代に、あらたまることになつたからである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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